活動日:2023年7月15日(土)
小瀬田 生き物調査をしました。
夏の始まりを知らせるニイニイゼミが鳴き、
足元にはセミの抜け出た小さな穴が無数にあいていました。
ニイニイゼミの幼虫は、泥を被ったまま地上に出てくるのを知っていましたか?
泥のコーティングがされた抜け殻は、丈夫で小ぶりでかわいいです。
前回の小瀬田から1ヶ月あまりでグーンと成長したアイガモ。
自然農法をしている小瀬田の田んぼでは、カモが美味しいお米
を作るお手伝いをしています。
田んぼの害虫を食べ元気いっぱいに走り回っていました。
元気があり過ぎて、本日は全部で10匹脱走。
『外には天敵も多く、命を助けたということだよ』と、
管理者の桑原さんが話していました。
生き物調査 小瀬田の田んぼにどんな生き物が住んでいるのか?
ワクワクしなからスタート!
①採集
網とバケツをもって、まずは田んぼの泥水を採集。
網を使って真水でこして、生き物をみつけやすくしました。
②観察〜仕分け
採集したものをトレイに入れると、最初は大物だけが目には入り、
おたまじゃくいた!なんだこれ?と大騒ぎ。
その後、良く観察してみると、小さな生き物がまだまだたくさんうごめいていて、
夢中になって観察、生き物を仕分けしていきました。
③観察〜同定
生き物の特徴を頼りに、図鑑をみて、名前と結びつける作業。
顕微鏡でじっくり観察しさらに特徴をつかんだり、
最終的には講師の向井康治さんに手伝ってもらいました。
探していく中で、ツブゲンゴロウのつぶらな瞳に魅了されたり、
そっくりな赤ちゃんザリガニとエビの見分け方を知り、
コガムシの幼虫と成虫が結びつかないくらい似ていないことを知りました。
オタマジャクシ、コオイムシ、ミズカマキリ、
サカマキガイ、マツモムシ、カイミジンコ、ヤゴなど
④観察〜記録
1人づつどんな生き物をみつけたかを記録を残しました。
自然の力を借りて、有機農業を行っている小瀬田。だからこそ、
水の中にもこんなに沢山の生き物が住んでいるのだと思いました。
毎月、小瀬田に来ていても、なかなか水の中までのぞくことがないので、
新鮮で貴重な時間となりました。
生き物調査の合間のランチタイム!
小瀬田の水で冷やした小川町産のスイカや、家庭菜園で作った
きゅうりとミニトマトをみんなで美味しくいただきました。
活動日:2023年6月24日(土)
小瀬田はすっかり緑に包まれていました。
保育園の田んぼでは、例年と同じくアイガモが元気に泳いでいました。
最初に動物カードを使ったネイチャーゲームを楽しみました。
ゲームの後、カードの中から今日小瀬田で出会えそうな生き物を選んでみました。
この中からどのくらい出会うことが出来るでしょうか?
期待を込めて、虫探しに出発。
スタスタ歩けば2〜3分の距離を、バッタだ!蝶々だ!可愛いイモムシ!イトトンボ!
次から次へとワクワクする出会いに、1時間近くかかりました。
今まで2度遭遇しているコロギスも草むらで姿をちらっと見せましたが、逃げられてしまいました。
お腹も空いて、お昼ごはん。
ヤギにも好物のヒメジョオンをあげることができました。
そのあと、海で浮きに使われるガラス玉をマクラメの網を編んで
吊るす飾りを作りました。
今日は時間内にみんな完成!
並べて吊るすと涼しげ。
ガラス玉の中に向こう側の景色が透けて見えて、
夏向けの吊るし飾りができました。
SN新商品の動物バンダナで遊んだあと、午後のお散歩。
ため池の水が滝のように溢れ出しているところに、
カイツブリと思われる鳥がしがみついていましたが、
だんだん流されてしまいました。
その後が心配です。
時折気持ちの良い風が吹き、梅雨にしては快適に過ごせました。
予想した生き物にもたくさん出会えました。
夜は有志が残り、ホタルを見ました。カエルの合唱も賑やかでした。
活動日:2023年4月8日(土)
恒例のネイチャー体操で始まった今月の小瀬田。
雨予報でしたが、ほとんど雨に降られずに過ごすことができました。
里山には若葉が芽吹き、足元には春の小花が咲き
(最近、見かけなくなったレンゲ、珍しい白いヒメオドリコソウも…)
うぐいす や 小鳥の声が四方八方から聞こえたと思ったら、
小さい体で、大迫力のアマガエルが負けずと鳴き、
小瀬田沼には水がたくさん増えて、
そこに大勢の おたまじゃくしが泳いでいました。
〇ネイチャートランプ
・ネイチャートランプ(スタッフメーオが考えたあそび)
前回はメーオが作ったカードであそびましたが、
今回はみんなで考えてカードを作成し、あそびました。
それぞれが考えたキーワードの書いてあるカードを1枚づつ引きながら、
キーワードにぴったりなものをチームで探しもの。
さいごはみんなでみつけたものを共有しました。
カードに書いてあったものを1部紹介
・春の香り一咲きたてのたんぽぽ。
ハチミツのような香りがしました。
後に、鼻が花粉だらけになっていてびっくりのスタッフもかでした。
・うんこ→『やぎのうんこかな?それとも何かの実なのかも?』と
落ちていた丸い物体を半分に割る、触るなどチームで確認!
表面は固いけど内側は柔らかく、中にはヤギが食べたかと思われる草も混じっていました。
『やっぱりうんこだね』と確認し、納得していていました。
・ふしぎなこと→『里山に2枚貝が落ちている!なんで?ふしぎ!』
すぐ近くの田んぽ?用水路あたりにしじみが生息していることが判明しました。
〇お散歩
天ぷらにすると美味しいという柿の若葉、ミツパバアケビの葉っぱを生で味見。
コクサギの香りは独特だよ。
くさいね。私は好きか!など、人の好みや感覚は色々だから、
シェアすると楽しいですね。
ちようど時期だった、ニリンソウの咲き乱れる道を通りながら、
次月に食べられるかもと、木苺の場所をチェックし、
ベースへ戻ってきたところで雨がパラパラ。
〇ランチタイム雨を還けて、里山の中腹で木々に守られながらのランチ!
自然をより近くに感じながら食べるごはんは居心地のよい時間となりました。
〇エドヒガン(桜)の下で、文ちゃんのお抹茶とおやつタイム。
満開のエドヒガン(八重の桜)の下で、花見をしながら、
先月紹介してくれた参加者の小学生が書いた小瀬田新聞3月号!の発表会!
今回もかなり詳しく具体的。大爆笑でした。
来月の小瀬田新聞も楽しみです。
活動日:2023年3月26日(日)
小瀬田の四季3月の小瀬田は、さまざまな色合いの桜と雨の共演から始まりました。
小瀬田沼周辺は色とりどりの桜がまさに見頃。
そして、沼の水面は波紋が広がり、芸術的でした。
先月、麦踏みをした麦の成長も目覚ましく、青々とした麦が元気に伸びていました。
雨のおかげで植物が育ち、それを私たちは美味しく、幸せもいただく。
最近、雨ばかり…と気がめいつっていましたが、
雨の恩恵を感じ、雨だからこそ見つけられるものがたくさんありますね。
その後は…花より団子!
天ぷらにしよう!サラダにできるのもあるよ!と、
夢中になって春の野草を探しながら散歩をし、
カンゾウ、ノビル、カラスノエンドウ、セリ、タネツケバナ、ツクシ、ヨモギなど、
たくさん収穫しました。
*カスマノエンドウ(正式名:カスマグサ)も発見!
からすとすずめの間だから、かすま。
からすは1番大きい。
すずめは白くて小さい。
薄ピンクの花を咲かすのがかすまでだよ。と、
文博士(何でも知っているスタッフ)が教えてくれました。
室内に移動して昼食。
参加者の小学生が学校の宿題で書いた小瀬田新聞を待ってきてくれました。
その時の情景が思い浮かぶ詳細な部分と、独特な目線や書きぷりが面白くて、
大笑い!!かなり盛りあがりました。
山菜クッキングとお抹茶タイム!!
お抹茶といちご大福
そして、山菜のおやつ
*山菜メニュー*
各種山菜の天ぷらカンプウの葉っぱのおひたし
タネツケバナとギシギシと夏みかんのサラダ、つくしのオムレツ
来月の小瀬田は何が待っているでしょう?
山菜はまだ取れるかな?油と粉の残りを一応持って行こう!
藤の花がもう咲いていたらびっくりだね。
カエルいるかな?
たまごを産んでいるかもね。
など…口々に次回の小瀬田を想像しながら
おしゃべりにも花が咲いた3月の小瀬田でした。
雨の小瀬田も良かったですが、次月は晴れますように。