活動日:2023年4月8日(土)
恒例のネイチャー体操で始まった今月の小瀬田。
雨予報でしたが、ほとんど雨に降られずに過ごすことができました。
里山には若葉が芽吹き、足元には春の小花が咲き
(最近、見かけなくなったレンゲ、珍しい白いヒメオドリコソウも…)
うぐいす や 小鳥の声が四方八方から聞こえたと思ったら、
小さい体で、大迫力のアマガエルが負けずと鳴き、
小瀬田沼には水がたくさん増えて、
そこに大勢の おたまじゃくしが泳いでいました。
〇ネイチャートランプ
・ネイチャートランプ(スタッフメーオが考えたあそび)
前回はメーオが作ったカードであそびましたが、
今回はみんなで考えてカードを作成し、あそびました。
それぞれが考えたキーワードの書いてあるカードを1枚づつ引きながら、
キーワードにぴったりなものをチームで探しもの。
さいごはみんなでみつけたものを共有しました。
カードに書いてあったものを1部紹介
・春の香り一咲きたてのたんぽぽ。
ハチミツのような香りがしました。
後に、鼻が花粉だらけになっていてびっくりのスタッフもかでした。
・うんこ→『やぎのうんこかな?それとも何かの実なのかも?』と
落ちていた丸い物体を半分に割る、触るなどチームで確認!
表面は固いけど内側は柔らかく、中にはヤギが食べたかと思われる草も混じっていました。
『やっぱりうんこだね』と確認し、納得していていました。
・ふしぎなこと→『里山に2枚貝が落ちている!なんで?ふしぎ!』
すぐ近くの田んぽ?用水路あたりにしじみが生息していることが判明しました。
〇お散歩
天ぷらにすると美味しいという柿の若葉、ミツパバアケビの葉っぱを生で味見。
コクサギの香りは独特だよ。
くさいね。私は好きか!など、人の好みや感覚は色々だから、
シェアすると楽しいですね。
ちようど時期だった、ニリンソウの咲き乱れる道を通りながら、
次月に食べられるかもと、木苺の場所をチェックし、
ベースへ戻ってきたところで雨がパラパラ。
〇ランチタイム雨を還けて、里山の中腹で木々に守られながらのランチ!
自然をより近くに感じながら食べるごはんは居心地のよい時間となりました。
〇エドヒガン(桜)の下で、文ちゃんのお抹茶とおやつタイム。
満開のエドヒガン(八重の桜)の下で、花見をしながら、
先月紹介してくれた参加者の小学生が書いた小瀬田新聞3月号!の発表会!
今回もかなり詳しく具体的。大爆笑でした。
来月の小瀬田新聞も楽しみです。
活動日:2023年3月26日(日)
小瀬田の四季3月の小瀬田は、さまざまな色合いの桜と雨の共演から始まりました。
小瀬田沼周辺は色とりどりの桜がまさに見頃。
そして、沼の水面は波紋が広がり、芸術的でした。
先月、麦踏みをした麦の成長も目覚ましく、青々とした麦が元気に伸びていました。
雨のおかげで植物が育ち、それを私たちは美味しく、幸せもいただく。
最近、雨ばかり…と気がめいつっていましたが、
雨の恩恵を感じ、雨だからこそ見つけられるものがたくさんありますね。
その後は…花より団子!
天ぷらにしよう!サラダにできるのもあるよ!と、
夢中になって春の野草を探しながら散歩をし、
カンゾウ、ノビル、カラスノエンドウ、セリ、タネツケバナ、ツクシ、ヨモギなど、
たくさん収穫しました。
*カスマノエンドウ(正式名:カスマグサ)も発見!
からすとすずめの間だから、かすま。
からすは1番大きい。
すずめは白くて小さい。
薄ピンクの花を咲かすのがかすまでだよ。と、
文博士(何でも知っているスタッフ)が教えてくれました。
室内に移動して昼食。
参加者の小学生が学校の宿題で書いた小瀬田新聞を待ってきてくれました。
その時の情景が思い浮かぶ詳細な部分と、独特な目線や書きぷりが面白くて、
大笑い!!かなり盛りあがりました。
山菜クッキングとお抹茶タイム!!
お抹茶といちご大福
そして、山菜のおやつ
*山菜メニュー*
各種山菜の天ぷらカンプウの葉っぱのおひたし
タネツケバナとギシギシと夏みかんのサラダ、つくしのオムレツ
来月の小瀬田は何が待っているでしょう?
山菜はまだ取れるかな?油と粉の残りを一応持って行こう!
藤の花がもう咲いていたらびっくりだね。
カエルいるかな?
たまごを産んでいるかもね。
など…口々に次回の小瀬田を想像しながら
おしゃべりにも花が咲いた3月の小瀬田でした。
雨の小瀬田も良かったですが、次月は晴れますように。
活動日:2023年2月23日(木・祝)
冬晴れの中、『シェアリングネイチャー体操』からスタート。
小瀬田の心地よい空気 と おひさまの温もりが全身を
包んでくれる感覚が何とも気持ちが良かったです。
麦踏み体験
麦の踏み残しがないようにみんなで麦の苗の上を歩いて「ふみふみ」麦を踏みます。
日当たりによって、草の長さが変わっていくのと、
普段踏んでは行けないと言われている苗を踏むというのは面白い体験でした。
麦は過酷な環境ほど強くなり、たくさんの麦の実を実らせ、美味しくなります。
麦を踏んでいるうちに、体がポカポカしてきていい運動にもなりました。
子どもたちは麦踏みはほどほどに、小瀬田のすすきでほうき作りを始めていました。
フィールドトランプ
メーヨが来る途中で思いついたゲームをみんなで体験。
3人組でフィールドを探索しながら、めくった紙に書いてあるお題を探します。
例えば、「ふしぎ」というお題に合う自然物を探し、3人の意見が一致すれば、みつかった!
ちなみに、3人の答えは「麦踏み」 さっき行ったばかりの麦踏み。
たしかに、ふしぎな農仕事ですよね。
活動日:2023年1月15日(日)
小瀬田の管理をしている農家の桑原さんから、落ち葉かきの話を聞きました。
堆肥を作るため、落ち葉を1ヶ所にかき集めるのが落ち葉かき。
落ち葉は地面の上で分解されて栄養豊かな黒土になります。
集めて米ぬかや大豆の煮汁などをかけておくと、発酵が進み分解が早まり、良質な肥料が出来ます。
また、発酵する時の熱を利用して春先の野菜の苗床を温めることにも利用されます。
小瀬田で育てている米も大豆も麦もこの肥料で育ち、
その米のぬかや味噌作りの大豆の煮汁も肥料を作るのにつかわれ、
里山全体で循環しているというお話でした。
実際に桑原さんから落ち葉かきのやり方を教えてもらい、
みんなで落ち葉かきをしました。
斜面の上から落ち葉を熊手で1ヶ所にかき集めながら、
下に下にとまとめていく作業。
落ち葉を集まる音が、まるで波の音のようでした。
山にいるのに海にいるような不思議な体験でした。
斜面から落ち葉を落とすように集めていくのと、
みるみる山盛りになっていくのが楽しくて、みんな夢中で集めていました。
たくさん集めた落ち葉を使い、ネイチャーゲーム『大地の窓』をしました。
落ち葉の中に全身を沈め、開いているのは目元だけ。
落ち葉に身をうずめると、ホンワカ暖かく、静かな時間に空をみあげると
まるで大地や大地にいる生き物になった気分になりました。
お昼休憩には、あやちゃんが前回摘んだヤブツルアズ
キ煮が振舞われました。艶々のヤブツルアズキはとても美味しく、
『次はもっとたくさん取りたいね』と、皆がヤブツルアズキの虜になりました。
元気チャージ後は、小瀬田探検へ!
現在、小瀬田沼は水を完全に抜いて、かいぼり中。水がある時は行け
ない沼の向こうの道をはじめて探索し、小瀬田ダム池(命名)を発見!
そこには大きな魚とたぬきのトイレ(ためふん)もありました。
ドラえもんの空き地に置いてあるような、土管をみつけて中に入ったり、
急斜面を降りて川をみつけたり、岩壁のぼりなどもしました。山
肌や地面の様子もいつも探検している山とは違い、
沼の向こうには、びっくりするくらい、
ドキドキとワクワクがたくさん詰まった楽しい場所だったので、
『ドキドキわくわく楽しくてびっくりコース!?』
という名前が付けられました。
活動日:2022年11月12日(土)
紅葉が見頃を迎えた小瀬田。秋の深まりを感じながら、
シェアリングネイチャー体操からスタート
木の気持ちになり、地面から水を吸い込んで、体に行き渡らせて、空までのびるー。
縮こまった体が伸び、小瀬田のきれいな空気が全身に行き渡り、
気持ちいい時間となりました。
次にカモフラージュをしました。
まずメーオさんの仕掛けたものをみんなで見つけたあと、
2グループに分かれて、それぞれ仕掛けたものを見つけてみました。
仕掛けるのも探すのも、子どもたちはもちろんですが、大人も本気
でワクワクしているのが印象的でした。
散歩では、くものたまごを観察、大量のやぶつるあずきをみつけたり。
ランチを食べて文ちゃん先生の手仕事タイム。
今回は編み籠作りをしました。
ゆっくり仕上げていきます。
その後は、子どもたち希望の探検へ!
秋の草花を摘んでリースや花束にしたり、
猪があそびまくっただろう場所を発見し盛り上がりました。
食べ物を探してか?地面をほじくり返したあと、
たくさんの足跡、糞を発見したグループもいました。
来月は、そろそろ冬支度をはじめるだろう小瀬田の自然。
綺麗な葉っぱの中に埋もれたり寝転んだり、落ち葉かきができるかな?
1ヶ月後の小瀬田の自然と、葉っぱでたくさんあそべる日が今から楽しみです。