小瀬田の四季 - 埼玉県シェアリングネイチャー協会

埼玉県シェアリングネイチャー協会

セミナー・研修

小瀬田の四季

『小瀬田プロジェクト』 から 『小瀬田の四季』へ改名しました。

有機の里・埼玉県小川町の最西端にある小瀬田は、日本の里山の原風景を残すところです。
豊かな生態系と四季折々に見られる景観は、人間と自然との関わりを身をもって理解できる場所であり、
わたしの心に安らぎをもたらしてくれます。

わたしたちはこの小瀬田の移り変わる四季の変化を
楽しみ・学び・大切にしていくための活動を実施しています。

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2024年9月の活動報告  

小瀬田  R6.9.28(土)報告
○ところざわシェアリングネイチャー協会のメンバーが参加してくれました。
9月終わりの小瀬田では、稲の刈り取りが終わり、自然の天日や風で乾燥させていました。束ねた稲を棒などにかけて干すことを稲架(はさかけ))といい、今ではなかなか見られない日本の原風景の一つです。
稲が育つまでの過程で大活躍した合鴨ちゃんたちは役目を終え、ふくらすずめ(蛾))の幼虫は、ツンツンと棒などで刺激すると、今年も元気にヘッドロック!栗は大きくたわわになる等、小瀬田の秋の変わらない風景に嬉しくなりました。
①シェアリングネイチャー体操改め、ネイチャーム ムーブメント
より内面を意識して行えるよう働きかけてもらい、体だけでなく心もほぐれていきました。
「秋の空気、里山の稲を感じながら」
「最後は 自然のエネルギーを感じて深呼吸」

②音日記
気に入った場所を探し、しばらくその場所を味わってから音を絵やその時感じたことを記します。
季節の移り変わりを感じとり、音を感じることで、逆に音のない時間を感じる等…それぞれの感性や感じ方、心情も入り、それを共有させてもらった時間でした
③私の暦
細やかな季節を感じることができる二十四節気と七十二候を参考に作りました。五感を使い、感じたこと浮かんだことを記しました。同じ場所を共有しているので情景が浮かぶのと、みんながそれぞれ切り取ると、新しい感じ方や世界を感じることができました。
⭐︎ランチタイム
アウトドアクッキングでは、じゃがりこのポテトサラダをご馳走になりました。食べながら、アウトドア料理や薬草などをつかった自然の薬の話で盛り上がりました。

④カモフラージュ
自然物の中に置いてある人工物探し。置いてあるだけだと言うのに、なかなか見つからず、答え合わせで、あー!!という声がたくさん聞かれました。すぐ見つけられたもの、なかなか見つからないものの違いを探しながら、生き物がなぜカモフラージュしているのか考えました。

⑤自然クラフト
枝や自然物(鴨の羽、葉っぱ、花)を使い、クラフトを楽しみました。

14時終了予定が気づけば、15時過ぎ。あっという間に時間が流れていった1日でした。今回は散策なしで、ネイチャーゲーム中心の会となりましたが、小瀬田という自然豊かな場所で行うことで、より深く自然を感じるきっかけとなりました

2024年7月の活動報告

R6.7.13(土) 『田んぼの生き物調査』
 
いつものデッキのある大きな桑の木の下をベースに、今月は、小瀬田の田んぼに住む生き物を調査しました。
この日は、連日のムシムシした暑さがうそのような、カラッとした爽やかな気候になり、木陰の下にいると、まるで軽井沢にいるような気分になるほどでした。
講師に向井康治さん
〜復興田んぼの生きもの調査隊」主催〜  をお迎えし、採取の方法や見分け方、向井さん手作りの顕微鏡や田んぼの生き物図鑑を使っての観察方法など、丁寧に教えていただきました。
生き物調査はここ数年、初夏に行っています。興味のある方はぜひ来年の今頃を予定してご参加くださいね。
 
生き物調査スタート
田んぼより採取した泥水を真水でこし、生き物を見つけやすい環境にしてから、少しづつ水をトレイに移し、生き物探し。
最初は、アメンボやおたまじゃくしなど比較的大きな生き物が目にはいりますが、目が慣れてくると、みじんこサイズの生き物を見つけることができるようになりました。
見つけた生き物は、仕切りのあるトレイに仕分け、次の段階としては顕微鏡などを使い観察。
肉眼では見えなかったつぶらな目、愛らしい表情、コミカルな動きが面白く、スタッフ、参加者ともに夢中になって観察していました。
より細かい分類や種類や生物名の特定を行い、記録しました。
 
この日の生き物調査では、20種類ほどの生き物をみつけました。
*下記、小瀬田生き物調査7/13参照
 
*小瀬田生きもの調査7/13 
 ツブゲンゴロウ 親・子コシマゲンゴロウ 子ヌマガエル 親ニホンアマガエル 子ニホンアカガエル 子マダラコガシラミズムシマルミズムシコミズムシアオモンイトトンボアオイトトンボフタバカゲロウサカマキガイコガムシ 親・子マツモムシシオカラトンボヒラタガムシヒメアメンボケシカタビロアメンボイトミミズユスリカモンユスリカマルガムシオケライネミズゾウムシミギワバエヌカカチビゲンゴロウ 親・子ハマダラカコヤマトンボ
 
注:トンボの子はヤゴ、カエルの子はおたまじゃくし、蚊の子はボウフラです。

2024年3月の活動報告  

活動日:2024年3月23日(土)

小瀬田史上1番寒かったのでは?と思うくらい、身震いがするほど寒かった朝でした!
いつもより、ゆっくりめに活動をスタート!

まずは、散策から
小瀬田沼にそって、右周りを歩く道は近所の方がお散歩でよく通る道。
気になってはいたものの、スタッフ、参加者とも歩くのははじめて。
ワクワクしながら歩いていくと、触れる距離に沼があり、水の中をじっくり観察が出来そう!
来月はかえるの卵が見られるかもね。
と、次回の楽しみをみつけて

さらに進むとダムに到着!小瀬田沼左回りからだとかなりアップダウンがあり、距離のある、ダムに到着。
上まであがる道はありませんでしたが、ダムの堤防に立つ、近所のおじさまとどこから来たのー?
何かいいものあった?など、会話を楽しみました。

✳︎散策で見つけた 面白い!なるほど!をご紹介します。
1.おにどころのつるは、やまいものつると似てる
2.花野菜?の似てるシリーズ
ブロッコリー似 にわとこ
カリフラワー似 イヌガヤ
ロマネスコ似 あおきの花
3.左巻きマイマイ(かたつむり) は大きくなる

*[PDF書類]

2024年1月の活動報告  

活動日:2024年1月27日(土)

本日、地下足袋デビューの小学生(文博士に憧れて、
サンタさんにお願いしたクリスマスプレゼント)着いたそうそう履いて、
お披露目してくれました!かっこいい!!

本日のメニュー
落ち葉かきと大地の窓と豚汁と探検

落ち葉かき(農作業)
落ち葉を1箇所に集めて寝かせて堆肥にします。
そして、大地の栄養に。循環していくんですね。

頂上から落としていく葉っぱはまるで波の音、
ザザーッと気持ちよく下に流れていくときはよっしゃ!っという感じでした。
ヘトヘトに疲れたけど、達成感や満足度はかなりの高さだったはず

大地の窓(ネイチャーゲーム)
たくさん集めた葉っぱに埋もれ、空を見上げたら、大地の一部。
暖かさとなんともいえぬ大地との一体感だったことでしょう。

お昼ご飯
ストーブでコトコトと煮た暖かい豚汁
一仕事終えて食べた豚汁は最高でした!

探検
本日は沼の方へ。行った先で、泥に足を取られなかなか抜けない事件もありました。
今回は抜こうとして、もう一歩足を前に踏み出してしまったため、深みにはまってしまったのかも、

次は〜と、流石ネイチャーな皆さん、
次に足を取られた時にどうしたら良いかを考えて作戦を練っていました!さすがですね!

*[PDF書類]

2023年10月の活動報告

活動日:2023年10月28日(日)

埼玉県は朝から不安定な天気。
雷や大雨が局所的に複数発生していました。
小瀬田も心配でしたが、運良く雷雲は避けていってくれました。

11時頃参加者集合して、いつものSN体操。
そのあと「かさね色」というゲームをしました。

お昼のあと、田んぼの横の川に入って、網で魚取りをしました。
焼き魚に出来るようなウグイ…は獲れませんでしたが、小魚やエビはたくさんすくえました。
掬った魚や海老をケースに入れて観察。魚は流れに逆らって泳ぐ習性があることも確かめたりしました。
観察のあとは川に帰しました。

そのあと、竹の橋周辺の葛や藤、笹を刈り取りました。
だいぶスッキリしたと思います。
蔓はクリスマスリースの準備です。

今日は3時くらいで終わりにしました。
夕方ヌカカが発生するかもしれないと思ったからです。
案の定、ギリギリで小さい虫たちがたくさん飛び回り始め、危機一髪で帰りました。
だんだん深まる秋を感じながら楽しむことができました。
川遊びは、暖かい季節にまたぜひやりたいです。


*[PDF書類]
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