小瀬田の四季 - 埼玉県シェアリングネイチャー協会

埼玉県シェアリングネイチャー協会

セミナー・研修

小瀬田の四季

『小瀬田プロジェクト』 から 『小瀬田の四季』へ改名しました。

有機の里・埼玉県小川町の最西端にある小瀬田は、日本の里山の原風景を残すところです。
豊かな生態系と四季折々に見られる景観は、人間と自然との関わりを身をもって理解できる場所であり、
わたしの心に安らぎをもたらしてくれます。

わたしたちはこの小瀬田の移り変わる四季の変化を
楽しみ・学び・大切にしていくための活動を実施しています。

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2025年7月の活動報告  

小瀬田の田んぼの生き物調査 R7年度2回目
7/12 (土)
参加者 3名:全員が小瀬田初という珍しい回となりました。
スタッフ 2名
 
今日の小瀬田は25度くらいで、夢のように快適な1日でした
 
涼しいから腰据えて観察。目を皿のようにして、肉眼で見える限界みたいな小さいのまで見ました。もちろん見るのはルーペ越しですけど。
 
アイガモも、久しぶりの涼しい気候に、元気いっぱい!泳いでいました。
 
タイコウチが2匹も見つかりました。小瀬田では10年ぶりくらい。

『今回見つけた生き物たち』6月の生き物調査を優に超える36種類もの生き物を発見しました。
 
タイコウチ
ヒメガムシ 親・子
コガムシ 子
ツブゲンゴロウ 親・子
コシマゲンゴロウ 子
チビゲンゴロウ
タマガムシ 親
マダラコガシラミズムシ 親
トビケラの仲間
ヒラタガムシ 子
フタバカゲロウ
コミズムシ
チビミズムシ
マルミズムシ
マツモムシ
シオカラトンボ 
ギンヤンマ 
クロイトトンボ
アオモンイトトンボ
キイトトンボ
オオミズゾウムシ
イネミズゾウムシ
サカマキガイ
アメンボ
ヒメアメンボ
ケシカタビロアメンボ
ニホンアカガエル
ヌマガエル
ハマダラカ
ヌカカ
ボルボックス
カイミジンコ
ミジンコの仲間
エビの仲間
ミズアブ
タコウビル

2025年6月の活動報告  

R7年度1回目 6/22(日)
小瀬田の田んぼの生き物調査
講師には、小瀬田の田んぼの生き物を毎年調査し、変化も見てきている向井康治さんをお迎えして行いました。
参加者 4名
スタッフ 3名
 
6月だというのに夏真っ盛りの暑さ。
桑の木の木陰で涼みながらの、生き物調査。
毎回ながら、木の偉大さを感じます。
 
田んぼから泥をすくい、水で少しづつときながら、生き物探し
ルーペを使って、肉眼では見えない生き物まで探しました。
 
参加者の声
・久々の生き物調査楽しかったです
・初めてカブトエビが見られて嬉しかったです。
・7月は、お休みですが、どんな変化があるの か、写真を見せて頂くのが楽しみです
 
『今回見つけた生き物たち』24種類も発見!
ツブゲンゴロウ 親
ヒメゲンゴロウ 子
コシマゲンゴロウ コ
マルガムシ 親
トゲバゴマフガムシ 親
キベリヒラタガムシ 親
コガムシ 子
コミズムシ
チビミズムシ
マツモムシ
サカマキガイ
カワニナ
タニシ
カブトエビ
ホウネンエビ
ユスリカ
モンユスリカ
カイミジンコ
タコウビル
カイミジンコ
ミジンコ
アメンボ
ヒメアメンボ
ケシカタビロアメンボ

2025年4月の活動報告  

R7年4/26(土)小瀬田
参加者 大人2名、子ども2名
スタッフ 4名
 
1.雨よけのタープ張り講習 スタッフ
まるちゃん
必要なもの:タープ、ハンマー、ロープ
 
①タープを張る場所を決め、タープを広げる
②柱をつくる 最低4本分(ポールまたは木)
柱を作りながら、タープを張っていく
最初は緩めに
 
*柱を立てるための行程とコツ
    ポールは斜めにたてる(内側に少し入る感じ)
 ポールを立てるために、紐は45℃の角度で2本
    ペグをさす テント側にお尻を向けて打つと
 紐と逆方向に斜めにさすと良い
   自在金具または自在結びで紐を調整する
 タープは斜めに張ると、雨が流れる
③調整し完成
雨の流れを考えて、タープを張る、紐をしめる
 
質問!!
ブルーシートでもできる?薄いのだと雨が染みてしまう 景観もよくない
 
雨が横から入らないためのコツ
タープを垂らす
 
タープより簡単テントの方が楽かも 幕も横に張れる
遮光率の高いものは日除けにもなるので、おすすめ
皆んなで練習をして、できるようにしましょう!
 
2.山菜を採りながら散歩
タープ張りに夢中になり、気づけば12時。
蓬、甘草、カラスノエンドウ、フジの花、アケビのつる等、たくさんの山菜を
 
3.ランチ
山菜天ぷら カートンドック(⭐︎)
 
⭐︎牛乳パックにアルミホイルで包んだホットドッグパンを入れて、直火で焼くだけの簡単美味しいキャンプ飯です。
 
4.2回目のお散歩
〜小瀬田の散歩コースは沢山、何度行っても楽しい〜
茶摘み、二輪草の道、木苺のなる場所、新たな道を発見、タラの芽も発見しました。

2025年1月の活動報告

令和7年1月19日(日)
今月は参加者が少なめではありましたが、様々な落ち葉あそびや落ち葉かきをする等めいいっぱい落ち葉で楽しむ一日となりました。

●落ち葉を使ったあそびを次々と体験
1.のぞく 穴の空いた葉っぱを 探して、そこから覗く小瀬田の風景はどんな風に映るかな。
「穴を通すと、なぜか見ているものがはっきり見える」「見る穴によって、見え方が変わるので面白い」等、いつも見ている景色が葉っぱの穴を通すと、なかなか素敵な世界が広がっていました。

2.並べる 個々に自分なりのテーマをもって、葉っぱ並べて、互いに何をテーマにしているかを当てっこしました。
大きい順、グラデーション、葉っぱのシミが多い順、自分の好きな葉っぱ順等、テーマに合わせた
葉っぱ探しも、テーマを当てるのもなかなか面白かったです。

3.さす 落ち葉を焼き鳥のように刺していくゲーム
1分間でどれだけ刺せるか競い合いました。
1回戦目は手を使って刺していきました。
2回めは、始める前にどうやったら早くたくさんさせるかとかどういう棒が刺しやすいかとか作戦を立ててから…
少し太めの枝で大きめで柔らかい葉を力いっぱい刺すと早くのがわかりました。

4.うもれる 落ち葉はきで落ち葉を集めた後に、行う予定にしましたが、落ち葉を集めた位置や時間の関係上、本日はなしとなりました。

5.集める じゃんけん落ち葉
じゃんけんをして勝ったら葉っぱを、拾えるルール。ただし、同じ葉っぱは拾ってはらいけない

6.探す 落ち葉顔と落ち葉のささやき
顔に見える葉っぱを探し、どんなことを話をしそうか考え、コメントをつけました。

7.落ち葉の100人一首 短歌のように読む
これと思った葉っぱを取り札に、その葉を表すそうな読み札を作成
カルタ取りならぬ葉っぱ取りをしました。

8.落ち葉キャッチ 落ち葉が1枚も落ちてこず

●落ち葉かき
斜面から落ち葉をかき、集めました。
落ち葉を発酵させて堆肥にし、野菜の栄養にします。

●散歩 小瀬田沼周辺を散策
小瀬田沼(ため池)は12月にはかいぼりで底が見えていたけれども、今日は溜まった水が凍っていました。
さらに奥の砂防ダムには大きな鯉を2匹発見しました。

エノキの落ちた葉に冬籠りをすると言われている国蝶のオオムラサキの幼虫探し!
エノキの葉を見つけては裏返し、幼虫を探しました。
似てるけどよく見ると違いのあるゴマダラチョウの幼虫に出会い、
その後、池の近くで、オオムラサキの幼虫にも出会うことができました。
おまけに、木肌の隙間で、冬越ししているカメムシにも出会いました。
寒さをしのぎながら、天敵から身を守りながら、虫たちも春を待ち侘びているのでしょうね

今年は例年より少し遅い麦蒔きとなったようで、来月、麦ふみを行う予定です。
まだまだ寒い日が続きます。
来月も、暖かい格好と温かい食べ物を持ってくるのがおすすめです。スタッフもかはスープジャーを活用してます!

2024年12月の活動報告

小瀬田 12/22(日曜)
スタッフ4名
参加者 子ども4名 大人5名

師走らしい寒い朝、冬の小瀬田の空では、広い空間と山からの落差等、色々な条件が重なりあったからかもしれませんが、落ち葉が落ちるだけでなく、次々と舞い落ちては、舞いあがり、いくつもの落ち葉がクルクルと舞い踊っていました。

初めましてのご家族と久しぶりの参加者が多かった今回、ようこそ!ひさしぶり~!と小瀬田の自然が話しているようにもみえました。

そんな冬の小瀬田でのスタートは!
目の前に広がる小瀬田の風景と、今の自分自身を重ね合わせて感じたことや、今日遊びたいものなどをみつけて、自己紹介と合わせて、参加者の皆さんと共有しました。

次に落ち葉ジャンケン
2人組でジャンケン、勝ったら葉っぱを拾います。勝つたびに、葉っぱを拾いますが、違う種類の葉っぱを拾うのがルール これがなかなか難しい!!違う葉っぱのように見えて、よく見れば同じかもー?ギザギザしている部分がこっちの方が丸みを帯びているかも?など、見比べては手にまだ持っていない葉っぱ。
落ち葉ジャンケンで集めた葉っぱを同じ種類ごとに並べて、どんな葉っぱがあったのか、全部で何種類あったのか等、みんなで確認しました。
全部でざっと14種類ほどもありました。

ランチタイム!!
リース作り 文ちゃんにリースの土台になるクラフトテープの編み方を教わり作成
散策しながら集めた植物等を飾りつけました。クリスマスや年始をイメージした飾りが多く、華やかでした。
全部を並べて、鑑賞会をしました。

道なき道を行く
初参加のお子さん、久しぶりに来てシャイになっていたお子さんも、先頭きってみんなを誘導。
子どもたちからは、「冒険が一番楽しかった」と満足した声が聞かれました。
大人からは、「今回のルートはキツかった」「明日が筋肉痛になりそうで心配」という声があがっていました。

冬の澄んだ空気と小瀬田の自然に包まれて、心は満たされ温かく、そして子どもたちは少しづつ距離を縮めて仲良くなっていました。

PS:本日、小瀬田の動画撮影隊のまるちゃんがドローンを飛ばして、冬の小瀬田の撮影をしました。本日の参加者、スタッフも出演か?楽しみです。完成しましたら報告いたします。

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