小瀬田の四季
『小瀬田プロジェクト』 から 『小瀬田の四季』へ改名しました。
有機の里・埼玉県小川町の最西端にある小瀬田は、日本の里山の原風景を残すところです。
豊かな生態系と四季折々に見られる景観は、人間と自然との関わりを身をもって理解できる場所であり、
わたしの心に安らぎをもたらしてくれます。
わたしたちはこの小瀬田の移り変わる四季の変化を
楽しみ・学び・大切にしていくための活動を実施しています。
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2024年1月の活動報告
活動日:2024年1月27日(土)
本日、地下足袋デビューの小学生(文博士に憧れて、サンタさんにお願いしたクリスマスプレゼント)着いたそうそう履いて、お披露目してくれました!かっこいい!!
本日のメニュー
落ち葉かきと大地の窓と豚汁と探検
落ち葉かき(農作業)
落ち葉を1箇所に集めて寝かせて堆肥にします。
そして、大地の栄養に。循環していくんですね。
頂上から落としていく葉っぱはまるで波の音、ザザーッと気持ちよく下に流れていくときはよっしゃ!っという感じでした。
ヘトヘトに疲れたけど、達成感や満足度はかなりの高さだったはず
大地の窓(ネイチャーゲーム)
たくさん集めた葉っぱに埋もれ、空を見上げたら、大地の一部。
暖かさとなんともいえぬ大地との一体感だったことでしょう。
お昼ご飯
ストーブでコトコトと煮た暖かい豚汁
一仕事終えて食べた豚汁は最高でした!
探検
本日は沼の方へ。行った先で、泥に足を取られなかなか抜けない事件もありました。今回は抜こうとして、もう一歩足を前に踏み出してしまったため、深みにはまってしまったのかも、次は〜と、流石ネイチャーな皆さん、次に足を取られた時にどうしたら良いかを考えて作戦を練っていました!さすがですね!
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2023年10月の活動報告
活動日:2023年10月28日(日)
埼玉県は朝から不安定な天気。
雷や大雨が局所的に複数発生していました。
小瀬田も心配でしたが、運良く雷雲は避けていってくれました。
11時頃参加者集合して、いつものSN体操。
そのあと「かさね色」というゲームをしました。
お昼のあと、田んぼの横の川に入って、網で魚取りをしました。
焼き魚に出来るようなウグイ…は獲れませんでしたが、小魚やエビはたくさんすくえました。
掬った魚や海老をケースに入れて観察。魚は流れに逆らって泳ぐ習性があることも確かめたりしました。
観察のあとは川に帰しました。
そのあと、竹の橋周辺の葛や藤、笹を刈り取りました。
だいぶスッキリしたと思います。
蔓はクリスマスリースの準備です。
今日は3時くらいで終わりにしました。
夕方ヌカカが発生するかもしれないと思ったからです。
案の定、ギリギリで小さい虫たちがたくさん飛び回り始め、危機一髪で帰りました。
だんだん深まる秋を感じながら楽しむことができました。
川遊びは、暖かい季節にまたぜひやりたいです。
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2023年9月の活動報告
活動日:2023年9月24日(日)
秋晴れの気持ちのよい9月の小瀬田。稲刈りが終わった田んぼでは、刈った稲を天日干し。*稲架(はざかけ)と言いますね。
*「稲架掛け(はぜかけ)稲のまま天日干しをして乾燥される行程をいい、これを行うことでお米が追熟し、また天日干しによる無理のない乾燥方法のため、炊い
た時のお米の美味しさが違う、と言われています。天日干しをしたお米は美味しいけれど、かなりの手間と時間がかかります。なかなか日本でも見ない風景となりました。
天日干しした稲からは香ばしい香り。秋に咲く花々からも良い香り。そうだ!今回のテーマは香りにしよう!!と朝の下見で、テーマを決定させました。
♪お散歩で嗅覚を研ぎ澄まそう
お散歩をしながら、参加者の皆さんと一緒にいろいろな香りを嗅ぎ、好みの香りをみつけ、みんなでシェアしました。
甘い香りの花にミツバは美味しそうな香り。
葛の花は葡萄の香り。シソの花穂は、シソの葉よりも柔らかく、ずっとかいでいたい爽やかな香りが人気でした。
♪文ちゃんの手仕事タイム
先月の小物入れのステップバージョンPPバンドを使ったA4ファイル入れを作りました。
♪おやつ
桑原さんの農園で取れた、うらなりすいか(市場には出回らない、時期の過ぎたすいかのこと)をみんなで味見。
赤いといいけど、大丈夫かな?と言いながら、切ってくれたすいかの中身は真っ赤。見た目から美味しそうでした。
タネが多めで優しい味の、昔ながらのすいか。たっぷり美味しくいただきました。
♪お散歩
ヘッドロックイモムシと命名したふくらすずめの幼虫を今年も発見!
発見しては、イモムシくんのいる辺りを棒でつつき、刺激。今年も良い感じでヘッドロックするイモムシくんの姿をみんなで観察しました。
「川エビ、ウグイが入れ食い状態だよ。」と、農園の桑原さんから情報をゲット!
次回のために、念入りに下見をしながら散策しました。川の近くに降りやすそうな場所を見つけると、次回、魚をどう捕まえるのか?どう追い込むか?釣り?網?何で捕まえよう?バケツはいるかな?など、来月に向けて、すでに何をやるか盛り上がっていました。
来月には、美味しくなりそうなうりをみつけ、染めものが出来そうな実も色づきそう。
栗もそろそろ食べどきに。動物よりも先に手に入れたいです。
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2023年8月の活動報告
活動日:2023年8月27日(日)
2023.8に出会えた いきもの
1.アイスブレイク
わらべうたに合わせて、2人組でコミュニケーションあそび。
相手を探して両手をつなぎ、詩にあわせて回る
「おちゃをのみにきませんか」
「ありがとう」
「いろいろ おせわになりました」
「はい、さようなら」
手を振る
☞次の相手を探します。
ほんわかした詩に合わせた、
心地よいリズムに癒されました。
2.ネイチャーあそび
人や動物など、生き物を自由に描き、洋服部分などをくりぬきました。
くりぬいた穴にピッタリの自然物を探しにGO!
自然物の洋服を着せると、まるでアート。
素敵な作品が出来上がりましたよ!
3.道なき道を行く(散策)
夜行性のはずの鹿の甲高い声がどこからか聞こえてきたのをきっかけに散策へ。
『どうしたんだろ?』
『迷子になった子どものシカかな?』
『罠にひっかかったかな?』
『あっちの方から聞こえたね、探しに行こう!』
すぐ後ろの裏山を出発!
深い山ではありませんが、かなりの急斜面と明らかに人の歩く道ではない、
獣道でもない、まさに道なき道をつき突き進んでいきました。
鹿には会えませんでしたが、たった 10 分足らずの散策(ほぼ山登り)は、
達成感、充実度が100%でした。
4.クラフト
スタッフ文ちゃんに手仕事タイム!PPバンドを編んで、カゴづくりをしました。
カラフルなPPバンドは出来上がってくるとワクワクするとともに、四方八方にバンドが弾けて、
いう事をきいてくれません。
厚紙にクリップで止めてからやったらどうかなどアイデアを出し合いながら、完成させました。
来月はすっかり秋の小瀬田になっていると思います。栗は?山菜は?
と今から、食べることも楽しみにしているスタッフと参加者の皆さんです
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2023年7月の活動報告
活動日:2023年7月15日(土)
小瀬田 生き物調査をしました。
夏の始まりを知らせるニイニイゼミが鳴き、
足元にはセミの抜け出た小さな穴が無数にあいていました。
ニイニイゼミの幼虫は、泥を被ったまま地上に出てくるのを知っていましたか?
泥のコーティングがされた抜け殻は、丈夫で小ぶりでかわいいです。
前回の小瀬田から1ヶ月あまりでグーンと成長したアイガモ。
自然農法をしている小瀬田の田んぼでは、カモが美味しいお米
を作るお手伝いをしています。
田んぼの害虫を食べ元気いっぱいに走り回っていました。
元気があり過ぎて、本日は全部で10匹脱走。
『外には天敵も多く、命を助けたということだよ』と、
管理者の桑原さんが話していました。
生き物調査 小瀬田の田んぼにどんな生き物が住んでいるのか?
ワクワクしなからスタート!
①採集
網とバケツをもって、まずは田んぼの泥水を採集。
網を使って真水でこして、生き物をみつけやすくしました。
②観察〜仕分け
採集したものをトレイに入れると、最初は大物だけが目には入り、
おたまじゃくいた!なんだこれ?と大騒ぎ。
その後、良く観察してみると、小さな生き物がまだまだたくさんうごめいていて、
夢中になって観察、生き物を仕分けしていきました。
③観察〜同定
生き物の特徴を頼りに、図鑑をみて、名前と結びつける作業。
顕微鏡でじっくり観察しさらに特徴をつかんだり、
最終的には講師の向井康治さんに手伝ってもらいました。
探していく中で、ツブゲンゴロウのつぶらな瞳に魅了されたり、
そっくりな赤ちゃんザリガニとエビの見分け方を知り、
コガムシの幼虫と成虫が結びつかないくらい似ていないことを知りました。
オタマジャクシ、コオイムシ、ミズカマキリ、
サカマキガイ、マツモムシ、カイミジンコ、ヤゴなど
④観察〜記録
1人づつどんな生き物をみつけたかを記録を残しました。
自然の力を借りて、有機農業を行っている小瀬田。だからこそ、
水の中にもこんなに沢山の生き物が住んでいるのだと思いました。
毎月、小瀬田に来ていても、なかなか水の中までのぞくことがないので、
新鮮で貴重な時間となりました。
生き物調査の合間のランチタイム!
小瀬田の水で冷やした小川町産のスイカや、家庭菜園で作った
きゅうりとミニトマトをみんなで美味しくいただきました。
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