小瀬田の四季 - 埼玉県シェアリングネイチャー協会

埼玉県シェアリングネイチャー協会

セミナー・研修

小瀬田の四季

『小瀬田プロジェクト』 から 『小瀬田の四季』へ改名しました。

有機の里・埼玉県小川町の最西端にある小瀬田は、日本の里山の原風景を残すところです。
豊かな生態系と四季折々に見られる景観は、人間と自然との関わりを身をもって理解できる場所であり、
わたしの心に安らぎをもたらしてくれます。

わたしたちはこの小瀬田の移り変わる四季の変化を
楽しみ・学び・大切にしていくための活動を実施しています。

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2022年6月の活動報告

活動日:6月25日(土)

小瀬田に到着すると、早苗のそよぐ田んぼでは、アイガモの雛たちが元気に泳ぎ回り、
草取りの仕事をしていました。

ヤギたちも木陰で草を食べたりのんびりしています。
周りの山は緑が一段と濃くなっています。

今日の参加は大人4人、子ども3人、スタッフ5人でした。
天気は晴れ。注意報が出るような気温の高い日でしたが、木陰で気持ち良く1日を過ごすことができました。

田んぼ周りの里山は、整備が進み、木を切ってちょっとした広場がいくつも出来ました。
これはイノシシや鹿の潜める場所を減らして、田んぼや畑に近づくのを防ぐためにやっているのかと思います。
でも、私たちにとってもネイチャーゲームを楽しむ場所が増えて嬉しいことです。

今日は、そんな場所でシェアリングネイチャー体操をしました。
木になって水を吸い上げ太陽のエネルギーを受け取り身体全体に栄養を行き渡らせる様子を表現したり、
風を受けてそよいでみたり、心と身体をほぐすことができました。
音いくつもしました。

そのあと、ミニハンモック作り。お散歩に出かけたり、人間用のハンモックで遊んだりする人もいました。
お昼のあとは、ハンモックの続きや、お散歩。頑張っていつもの探検山登りするグループ、
川沿いのキイチゴ探しグループ、フルートの練習をする人、途中で戻るなど、それぞれに合わせて楽しめたようです。
キイチゴは残念ながら時期を逃しました!イトトンボや他のトンボもあちこちで見かけました。
暗いシダの森で1センチ足らずの小さなカエルも見ました。山の中で大きく育つのでしょう。

戻ってお茶の時間。暑いけど、熱いコーヒー、紅茶もまた気分の落ち着く良いものでした。

最後にみんなで今日印象に残ったことを話しましたが、
子どもたちはやはり探検山登りが楽しかったようです。
それぞれ自分のペースで色々楽しめた1日だったと思います。

尾崎 文

*[PDF書類]

2022年5月の活動報告

活動日:5月14日(土)

力強い生命力を感じる5月の小瀬田を満喫しました。

家を出る時には降っていた雨も、小瀬田についた頃には上がっていました。
生き物たちは一気に動きだし、小瀬田の木々はより力強さをもち、私たちを迎えてくれました。

GWに経験した楽しかったこと、今日の小瀬田に来ることを楽しみにしていたことなどを自己紹介と合わせて話してくれました。

*オノマトペを探そう
 ペタペタ、にやにやなど、擬音語から連想されるものを探してきて、参加者のみんなで探したものをシェアしました。

*音日記
 音に集中すると、鳥の声、カエルの声、風の声、木立にたまった水が風で落ちていく音など、さまざまな音が聞こえてきました。
 全てが自然の心地よい音。
 小瀬田の音に浸りながら、音を主役にした日記を綴りました。
 この日記をみると、この日この瞬間をまた思い出すのでしょう。

*散歩
 先月、野いちごの花を見つけたので、今月はいちごを楽しみに散策。
 三つ葉、ふき、大きなノビルをみつけてお土産にしていました。
 肝心のいちごは、くまいちご少々。もみじいちごはもう少し先のようでした。
 来月の楽しみが増え、又待ち遠しくなります。

※ヒンメリ作り
 先月の続きのヒンメリ
 小瀬田の自然に囲まれた中での手仕事は、気持ちを穏やかにしてくれます。
 疲れたら途中でゴローンと昼寝もあり。ブランコに乗るのもあり。
 自分のペースで手仕事の時間を楽しみました。

*散歩2
 シロツメクサの首飾り作りをしながら、散策。
 先月はカエルの恋の季節でしたが、今月はあかちゃん(おたまじゃくし)がたくさん誕生していました。
 落ちたどんぐりが地面いっぱいに芽を出している光景にも出会いました。
 まるでトトロの映画の一場面のような世界が広がっていました。

*[PDF書類]

2022年4月の活動報告

活動日:2022年4月9日()

テーマ 『〜小瀬田の春に浸ろう!〜』

暖かい春の小瀬田を満喫しました。
木々が芽吹き始め、野の花が咲き乱れる小瀬田は、
さまざまな色が満ち溢れています。

そこからイメージを膨らませ、
日本の伝統的色の取り合わせである「重ね色」を自分たちでも考えてみました。

思い思いのイメージを重ねて色紙で表現して楽しみました。
イメージを膨らませるうちに、
「春を食べて楽しみたい!」と、山菜を摘んで天ぷらにして食べました。

ヨモギ、セリ、カラスノエンドウ、ツクシ、タラの芽、
ミツバアケビの芽、カンゾウ、ナズナの根っこ、などなど。

食べられるかどうかちゃんと確認しながら採りました。
食べられる野草を吟味して、揚げたて天ぷらを食べるという、
この季節ならではの、美味しい、楽しい体験が出来ました。

贅沢ランチのあとはヒンメリのリース型を作りました。
材料が多くて時間がかかるため、次回も続きをやることになりました。

最後にニリンソウが綺麗だという話を聞いて、田んぼの川向こうにお散歩に。
ニリンソウのほか、エイザンスミレやヤマエンゴサクも綺麗でした。
色を楽しみ、味を楽しみ、花を愛でて、たっぷり小瀬田の春に浸ることができました。

*[PDF書類]

小瀬田でハイク 【活動報告】

活動日:2021年12月26日()

テーマ 『小瀬田でハイク』

寒波到来で寒さはひとしおでしたが、
真っ青な空の下で元気に冬の自然を楽しみました。
畑の大豆もすっかり刈り取られ、麦の芽が出てきていました。

寒さで縮こまった体をほぐすために、
「私は誰でしょう?Ⅱ」というネイチャーゲームをしました。
2チームに分かれて動物の当てっこをします。

当てられたチームは自分の陣地に走って戻り、
当てたチームはそれを追いかけて捕まえます。

すっかり温まったあとは、今日のメインの「俳句」です。
小瀬田にありそうな季語のリストを持って、
俳句作りのお散歩に出かけました。

俳句作りのハイキング(ハイク)です!
宝石のように光るジャノヒゲの青い実を見たり、
暖かそうな山斜面を登ったりしながら、
それぞれ俳句のイメージを膨らませて行きました。

緩やかな斜面は落ち葉でいっぱい。
早速落ち葉のお布団に潜り込む人続出。

お昼ごはんの後、小瀬田の土、落ちていた消し炭、
緑の葉っぱを乳鉢で擦り自然の絵の具を作り、
紙や輪切りの木に俳句を書きました。

また、タラヨウの葉っぱにも書いてみました。
午前中の体験がみんなの俳句の中にたくさん詠まれていました。

最後は、すっかり恒例になってきた、道なき道を行く里山探検隊。
冬の林は見通しが良く、気持ちのいい探検になりました。



 

2021年12月 小瀬田プロジェクトより お知らせ (終了しました)

『小瀬田でハイク』
  俳句?ハイキング?ハイクという名前で言葉あそびしながら、
  小瀬田であそぶものを決めました。

どんなメニューが待っているかはお楽しみに♪

日にち:12月26日(日)
時 間:10時〜14時頃を予定
参加費:大人500円 / 子ども300円

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